ABOUT

青森の冬は長く、家の中で過ごす時間が多くなります。静かに針を進める時間は、暮らしを整える時間でもありました。 nonocは青森県十和田市で、南部菱刺しを中心に、津軽こぎん刺しも学びながら制作しています。自然に囲まれた土地で、季節の手仕事を楽しみ、草木染めをしながら、日々ひと針ずつ作品を仕立てています。 青森県の伝統工芸である南部菱刺しや津軽こぎん刺しは、麻布の経糸(たていと)を数えながら布目を埋めていく刺し子です。手間も時間もかかり、現代の暮らしの中では不要なものかもしれません。 それでも、人の手によって生み出される模様は美しく、刺すたびに布は温もりをまとい、優しさを宿していきます。その変化に、私たちは心を惹かれるのではないでしょうか。 昔の人々は、麻布のことを「ノノ」と呼びました。浅葱色のノノに鮮やかな色糸を合わせた南部菱刺し。紺色のノノに白い綿糸で細やかな模様を描く津軽こぎん刺し。一見よく似ていますが、模様や色使い、刺し方に違いがあり、まるで似ているけれど異なる個性を持つ姉妹のようです。 その土台となる布、「ノノ」という響きの美しさを大切にし「nonoc」と名付けました。 飾るためではなく、日々の中で使われて、長く寄り添う道具であってほしい。雪国で受け継がれてきた美しい手仕事を、今の暮らしへとつないでいけたらと思っています。 手に取ったときの温もりや柔らかさまで感じていただける物作り目指しています。 ________________________________________________ nonocでは、南部菱刺しや津軽こぎん刺しの伝統を取り入れ、日々の暮らしに馴染むものづくりをしています。また、パッケージデザインやパブリックアート、インテリアの企画・提案・制作も手がけています。商品開発や企画協力、お取り扱いに関するご依頼・ご相談を承っております。お気軽にHPのお問い合わせよりご連絡ください。 2024年からは「菱の会」として、菱刺し教室を月1回開催しています。 イベントへの出展やオンラインイベントも、不定期で開催予定です。 ________________________________________________ -経歴- nonoc 代表 木滝奈央 2015年 ・こぎん刺しを始める 2016年 ・南部菱刺しを始める 2018年 ・菱刺しフェスに参加 2019年 ・五戸菱刺し研究会にて高橋博子氏に師事 ・nonocとして活動を開始、南部菱刺しの研究を始める ・【店舗装飾協力】KOMEKUUTO八戸店(青森県八戸市) 2020年 ・【出展】ギフトショー2020春 LIFE & DESIGN AOMORI CRAFTブース ・【店舗装飾協力】金子(青森県七戸町) ・GOOD DESIGN賞、日本空間デザイン賞(オフィス部門 銀賞・サスティナブル賞)受賞 ・【企画展】「Japan Blue -日本の藍-」参加(埼玉県川越市 はるり銀花) 2021年 ・青森県民芸協会 加入 ・【企画展】「Japan Blue -日本の藍- part2」参加(埼玉県川越市 はるり銀花) 2022年 ・【インテリア協力】このめ ~Giving Tree AOMORI~(青森県青森市) 2023年 ・【個展】「nonoc 南部菱刺し・モダンデザイン展」開催(東京都港区 イトノサキ▷+Plus) ・【企画展】「大人の半幅・初夏揃え 2023」(東京都港区 イトノサキ▷+Plus) 2024年 ・【教室・活動開始】「菱の会」発足、月1回の菱刺し教室を開始(青森県十和田市) 2025年 ・【パッケージデザイン採用】川越せんべい店に、南部菱刺しの図案が採用される(青森県おいらせ町) 2026年 ・【イベント】手仕事がつなぐアナタと青森〜伝統工芸が身近にある暮らし〜(東京都谷中・coccia) -メディア掲載- 2021年 ・デーリー東北「北国に咲く菱の華」第6回 2023年 ・NHK「発見!あおもり深世界」『世界が注目! 手仕事の美』出演