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雪国のあたたかな針仕事

青森県には、日本三大刺し子のうちの二つ、南部菱刺しと津軽こぎん刺しが受け継がれています。 麻布(ノノ)にひと針ずつ刺していくと、梅の花、うろこ、べこのくらなど、身近な動植物や民具にちなんだ名前の模様が浮かび上がります。 家族の暮らしのために針を持ち、手間と時間をかけながら受け継がれてきた手仕事。触れると温もりが伝わり、静かな模様が心に残ります。 nonocでは、青森県に伝わる伝統工芸「南部菱刺し」を用い、日々の暮らしで使う道具を仕立てています。

南部菱刺しは、青森で生まれた刺し子の技法です。 冬の寒さが厳しく、夏も「ヤマセ」と呼ばれる冷たい風が吹く南部地方で、かつて農民たちは木綿の着用を許されず、麻布の隙間を糸で埋めるように刺し重ね、布を暖かく丈夫にして日常着として用いていました。 その中で、少しでも美しく装うために、麻布へ色鮮やかな糸で模様が刺され、女性たちは手わざを競いながら受け継いできました。 手刺しならではの揺らぎと、使うほどに馴染む布。日々の暮らしの中で使う手仕事として、ご自身のために、また大切な方への贈り物としてお使いいただけましたら幸いです。

最新情報はInstagramにてご覧ください

イベント情報や菱刺し教室のお知らせをはじめ、日々の制作風景やちょっとした裏話もお届けしています。豊かな四季の移ろいとともに、青森での暮らしの一端を感じていただくことで、この伝統工芸が育まれてきた背景や、地域の魅力をより身近に感じていただければ幸いです。

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