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【読みもの】持続可能な取り組みについて

いつもオンラインショップや販売先にてnonocの商品をご購入いただいき、ありがとうございます。昨年から新型コロナウイルス感染拡大により、制限のある生活が続いています。私にとっても2020年は一度立ち止まり深く考えさせられた1年でした。

1年間というのは大分長い時間で、空いた時間に畑と草木染も始めました。土を耕して草をむしり、草木染のための植物を観察・採取し、自然の中に身を置く時間がさらに増えました。慣れない作業に忙しい日々を過ごしていましたが、度々「目の前にある景色がそのままであり続けるといいな。」と思うようになったのは自然な事だったと思います。そして日々使う梱包材についても考えるようになりました。気持ちで言えばなんだかモヤモヤして、喉に骨が引っかかっているような。

以前から商品をお買い上げの際にポリ袋ではなく紙袋を使用し、環境に配慮する取り組みはしておりました。しかし、商品の包装用のOPPや発送の際にポリエチレンの緩衝材も使っています。全てを変えることはできないというのが答えにはなるのですが、私の周りでもサスティナブルな物づくりをするお店が増え、お話を聞く機会に恵まれました。「100%循環資材を使うことは難しいけど、まずはできることから。」と聞いた時に肩の荷がすっと下りた気がしました。

nonocのできることを考え、下記のような取り組みを行っていきます。緩衝材についてはポリエチレンから紙に切り替え、またはリユース。昨年に引き続きイベントではマイバッグをお持ちの方には商品をそのままお渡しする。商品保護の為OPPに関しては据え置きにします。今後もいいアイデアがあれば取り入れていくつもりです。綺麗なだけではなく心が満足する物作りもしていければと思っています。

作り手もまずはできることから。
お客さまもできることからご協力いただければ嬉しいです。

nonoc 木滝奈央